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旅する理由

春の越前

2022年4月19日

 

北陸の名城で現存十二天守丸岡城だ。

石瓦は北陸の厳しい冬を耐えることができる。

 

福井鉄道路面電車区間に乗車し日本海へと向かう。

狭い道を長い車両は速く走る。

 

えちぜん鉄道に乗り換え田園風景の中を走る。

三国港駅から歩いて東尋坊へ向かった。

 

岩肌が物語る。

今日はとても穏やかな日本海が広がる。

 

雄島を一周した。

水平線の彼方を見つめる。

自然が生み出す美を堪能した。

 

この日は越前松島から沈む夕日を見届け一日を終えた。

 

2022年4月20日

 

朝の永平寺は静かで鳥の鳴き声だけが聞こえる。

 

コロナの影響で運悪くこの日から中には入れず。

いつかは入りたいものだ。

 

福井の街、海、山を巡ったこの旅を終えよう。

 

火の国そして水の国

2022年4月7日

阿蘇にやってきた。

 

南阿蘇鉄道はのんびり阿蘇の大地を走る。

 

阿蘇村は水の里

白川水源はまるで絵画の様だ。

 

道沿いに熊本県産ブランド牛のあか牛がいた。

阿蘇は時間の流れがゆっくり進む様な気がした。

 

満点の星を眺めて今日一日が終わる。

北斗七星が手に届きそうだった。

 

2022年4月8日

熊本市内の朝は忙しい。

 

震災の痕は消えない。

 

快晴の下に復興の象徴の熊本城が聳え立つ。

何があっても必ず復興する。

 

くまモンと青ガエル

 

熊本県は火の国であって水の国でもある。

綺麗以上の言葉では表せない水に癒されこの旅を終えよう。

大阪の街から姫路の街へ

2022年1月27日

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JL103便で伊丹空港へ降り立ち、

関西の旅が始まった。

前回来た時には存在しなかったあべのハルカスを見た。

2014年に竣工したあべのハルカス

1928年に運行を開始したモ161

奇跡の出会いに立ち会う。

 

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90年が経っても尚、今日も大阪の街を走る。

 

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歴史に乗る。

 

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様々な顔を見せる大阪、

住吉大社はいつも賑わう。

 

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由緒ある場所。

 

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静けさや。

 

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夕暮れ時の和田岬線の色は美しい。

 

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少し昔に戻った気分。

 

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夕日に向かって走る。

 

2022年1月28日

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日本で最も壮大なお城、姫路城に来た。

 

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石垣の高さに圧倒される。

 

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どこから見ても白く美しい。

圧倒的に大きく見るもの新鮮にも思えた。

 

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お城を後に猫ちゃんのお昼寝を見守り旅を終えよう。

スカイマークのBC110便で神戸空港から羽田空港へ。

雪降る晴れの国岡山を巡る

2022年1月20日

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東京駅にサンライズがやってきた。

三回目のサンライズ倉敷駅へ向かう。

 

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長距離列車の旅はいつも楽しい。

 

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14号車B寝台シングル

下段の個室だった。

残り3室と買う時に言われたが、乗車率は5割くらいか。

 

2022年10月21日

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珍しくあまり寝れずに倉敷駅に着く。

寒気で眠気が吹き飛んだ。

早朝の倉敷、ディーゼルは静かに止まる。

 

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水島臨海鉄道で終点の三菱自工前まで来た。

5分足らずで折り返し倉敷へ向かう。

券売機は無く切符は買えない。車内で精算する。

 

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工業地帯からの折り返し列車に乗客はいない。

ゆっくり動くキハ37は小さくディーゼルの音を響かせながら走る。

 

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国鉄車両を満喫できる岡山地区。

115系湘南色が懐かしい。

117系はそろそろ引退が近いようだ。

 

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中間車に運転台を取り付けた車両だ。

東南アジアで走っているような風格に見える。

 

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381系のやくもには雪が薄っすらと。

山陰地方は雪の様だ。

 

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津山線には快速ことぶきが停車していた。

こちらはキハ47のノスタルジー仕様。

懐かしい色合い。

 

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岡山を走る路面電車岡電と呼ばれている。

日光軌道線から岡山へと辿り着いた。

今は岡山城をイメージした黒色の塗装でKUROという名前で親しまれている。

 

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車内はレトロ仕様だが変わりない床の木が何よりも素晴らしい。

 

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中納言停留所は目印があるだけ。

乗客は歩道で待っていた。

 

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天気は晴れだが曇り、

雨かと思えば雪が降る。

すぐに陽が出て青空が広がる。

 

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夕方再び倉敷に戻る。

夜の倉敷美観地区は人っ気が無い。

 

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お店は軒並み早く閉まり早くも一日が終わろうとしている。

 

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本日の宿は倉敷アイビースクエアだ。

オシャレなホテルに泊まったことが無かったから緊張した。

一人だったら絶対に選んでいなかった。

 

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サワラの藁焼き、美味しかった。

 

2022年1月22日

 

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備中高梁駅から備中松山城まで行くバスは無い。

乗り合いタクシーがあるが何時に向かうかなんて分かるわけない。

駅前のタクシー乗り場からタクシーで城近くの駐車場まで行った。

ピオーネ交通と言う名前だ。可愛い。

 

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駐車場から20分は歩いた。

十分な登山を終えて息の荒い自分を励ます。

悠々と猫城主は眠っていた。

 

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どうしてポカポカ陽気と猫の昼寝は似合うのか。

 

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ポカポカ陽気の穏やかな気持ちのままこの旅を終えよう。

関東紅葉狩り

2021年11月6日

カメラが無いと荷物が軽くなる。

重くても良いカメラ、良いレンズと思っていたが

最近は軽い方へと流されている。

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栃木県那須塩原市にあるもみじ谷大吊橋へ着いた。

自然に囲まれた場所に行く機会が少ないだけあって

空気が気持ち良かった。

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複雑な配色が自然の良さ。

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320メートルあるが足が無くワイヤーで強度を保っている。

塩原渓谷の秋を目に焼き付ける。

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ルリコンゴウインコは人懐っこい。

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箒川で渓流鮎釣りをしてみたい。

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今年最初で最後の紅葉狩りだ。

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栃木県から茨城県に移動し袋田の滝を見に行った。

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日本三名瀑のひとつで四季の変化を楽しめる滝だ。

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ダムや滝を見ると水の流れが途絶えないのが不思議でならない。

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陽に照らされる紅葉を眺めこの旅を終えよう。

蒼空の犬山秋を迎える

2021年10月7日

品川駅から一時間半で名古屋駅に到着した。

21時前に夕食の台湾ラーメンとニンニクチャーハンを食べる。

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味仙で本場の台湾ラーメンを食べた。

 

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駅から近くビジネスホテル第3スターナゴヤで一泊した。

この一年も素泊まりでしかホテルに泊まらなかった。

 

2021年10月8日

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名鉄犬山線犬山城へと向かう。

名古屋市内から離れ景色が遠くまで見えるようになると犬山市内へ入る。

 

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犬山橋から犬山城を見る。

木曽川は広く空も広い。

 

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犬山橋がなんとも古めかしい。

昔は併用軌道で路面電車の様になっていた。

 

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ミュースカイ中部国際空港行き列車が通り過ぎる。

 

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天守に辿り着くまで急な坂を登り続けることなく着いた。

国宝の犬山城は特別大きなわけでもないがとても立派だ。

上手く言えないがお城の機能と特徴が凝縮されている。

 

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回廊から見た眺め。

手すりが低く落ちそうだ。

 

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アジアを旅していた時は朝も飲食店が空いていて楽しめた。

日本は昼前まで朝ご飯はお預けだ。

愛知県で最初の朝ご飯は飛騨牛にぎりだ。

 

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城下町の楽しみと言ったら食べ歩き。

五平餅を食べてそのまま昼時になりお昼ご飯を探しに行く。

 

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犬山名物のどんでん丼を食べた。

いわゆる豚丼かな。

 

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近くの三光稲荷神社に行くと鳥居が連なっていた。

その先にはハートの形の絵馬がある。

 

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犬山にも唐寺があった。

先聖寺は長崎の唐寺とまた違う雰囲気だった。

 

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天井画も見ることができた。

 

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行きは準急で犬山まで来たので、

帰りは特急で名古屋で戻ることにした。

小さい頃に絵本で見た車両だが、

塗装は黒色が印象的になっていた。

 

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名古屋城犬山城と対照的に感じた。

とても大きい。見上げた。

 

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こんなにきれいな石垣は初めて見た。

鯱もちょこっと見える。

 

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本丸御殿の中は金色に輝いていた。

 

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敷地内にあるお店できしめんを食べて

愛知県の旅を終えよう。

滋賀の梅雨明け②

2021年7月15日

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京阪石山坂本線石山寺駅です。

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朝の石山寺は静かです。そっと雨が降り始めました。

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多宝塔は国宝で日本三塔の一つです。

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びわ湖浜大津駅を出て京阪は路面電車に変わります。

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近くのお店で三井寺力餅を食べました。

柔らかい食感と程良い甘さに渋い抹茶を朝食に道路を走る京阪電車を眺めます。

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このまま三井寺にやってきました。

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一切経蔵ではたくさんの経典が納められています。

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重要文化財の三重塔です。

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今日はこのまま京阪電車に揺られ旅します。

ここは近江神宮です。

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隣の近江勧学館でカルタくじを引きました。

百人一首94番が運命の句になりました。

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最後に比叡山まで来ました。

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世界遺産延暦寺、日本の仏教界の重要な地です。

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焼き討ちの炎は消え、不滅の法灯は燃え続ける。

最澄の想いは今日も継がれている。