海見て里入る
時には一人じゃない時もあるんだよ。
東北四人旅
2020年(令和2年)9月22日
新潟駅の万代口駅舎が生まれ変わる。
60年の歴史が終わる。
のってたのしい列車旅の一つ海里に乗り新潟から酒田に向かう。
日本海を眺める。
酒田駅から次の列車まで時間がある。
海晏寺にある三重塔は立派だ。街中にあるのは珍しい。
いなほ5号は新潟12時32分発、秋田16時4分着の長距離列車だ。
ほとんど区寝てしまったが、ずっと揺れ続け連結部分の音で寝辛かった。
秋田駅に着く頃には日が沈みかけていた。
隣のホームには男鹿線のキハ40が停車していた。
はじめて秋田へ降り立った。
なまはげの顔がお出迎え。
夜ご飯はきりたんぽ鍋を食べた。
たんぽを切ったらきりたんぽになる。
こちらはたんぽになる。
四人で三人前の鍋だったが明日まで持つくらい満腹になった。
このまま眠りにつく。
2020年(令和2年)9月23日
始発列車に乗り男鹿線の天王駅で降りた。
ディーゼルの音を聴きながら揺られるひと時。
朝の寒さ、静けさ、この感覚が神経を研ぎ澄ますことで旅の質が上がる。
来た甲斐があった。
キハ40の5連を拝み今日一日が良い日になるように願う。
秋田で食べておきたい稲庭うどんも食べることができた。
普段の旅では使わないレンタカーを借りて田沢湖に行った。
これほど綺麗な湖を見たことが無かった。
靴を脱いで湖に入る。
ウグイが届きそうな所にいるが捕まえられない。
人が映る写真がメインだったこともあり
今回は投稿できる写真が少なめになった。
新幹線も日々進化していくのだと感心。
ニテコサイダーと秋の田を映す。
東北四県見聞録は続く。