白神の大地と自然の厳しさ②
白神の夜は騒ぐ木々と
何もない夜空を見た。
2020年(令和2年)10月25日
コテージにも慣れたが寒さには慣れない。
部屋にあるすべての暖房を入れたが一人は寒い。
十二湖駅を出る始発列車に乗るために先を急ぐ。
行きはずっと歩いて来たが帰りは車で送ってもらえた。
深浦駅での時間調整だが、10分、20分と不安に思う。
なんと強風の影響で鯵ヶ沢駅と五所川原駅の間が運転見合わせのようだ。
全線走破する計画は終わった。
青池も満足に見れず五能線も不満だ。
対向列車も来ないから乗った車両を眺めて待つ。
普通列車のサボは特に貴重だろう。
帰りの車窓はとにかく悲しかった。
何も晴れない日だった。
リゾートしらかみの橅編成を見て青森の地を、秋田の地を離れる。
そしてまたすぐに戻って来ると決意したのだった。