寒いです信州松本へ
2021年2月4日
あずさ9号は11時39分に到着した。
ホームに一歩足を出した瞬間全身が冷えた。
市民芸術館の隣に神社があった。
深志神社は天神様と言われているそうだ。
横に伸びる柱に青色の模様があり印象的だ。
このまま松本城方面に向かって行くと
縄手通りに辿り着いた。
下町風の商店街が軒を連ねる。
縄手通りの入り口近くに神道さんと呼ばれている四柱神社がある。
天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神を祀るため四柱だ。
ここから大名通りという大通りを通ると松本城に着く。
ここが国宝松本城。
黒漆が渋く艶めく。
赤い橋に緑の堀の水と実に見事だ。
また城壁の黒と白のコントラストの対比に見とれてしまう。
国宝は日々丁寧に大切に保存されていることが分かった。
明治時代以降今日も市民の力があり現存している。
鎧は今にも動きそうだ。
さらに北にある旧開智学校も国宝だ。
校舎の中で探検する気分で歩き回る。
学校の歴史、学問の歴史、そして戦争について学ぶことができる。
お隣にある旧司祭館はアーリーアメリカン様式の西洋館で
ひっそりと静寂に佇む。
日本にいない時間が過ぎてゆく。
2021年2月5日
早朝の松本城の一面が輝く。
鯉は泳いでいるが表面は凍っている。
向かいのホームの特急しなのは長野駅を目指す。
帰りのあずさ18号に乗り松本を去る。