雪降る晴れの国岡山を巡る
2022年1月20日
東京駅にサンライズがやってきた。
長距離列車の旅はいつも楽しい。
14号車B寝台シングル
下段の個室だった。
残り3室と買う時に言われたが、乗車率は5割くらいか。
2022年10月21日
珍しくあまり寝れずに倉敷駅に着く。
寒気で眠気が吹き飛んだ。
早朝の倉敷、ディーゼルは静かに止まる。
5分足らずで折り返し倉敷へ向かう。
券売機は無く切符は買えない。車内で精算する。
工業地帯からの折り返し列車に乗客はいない。
ゆっくり動くキハ37は小さくディーゼルの音を響かせながら走る。
国鉄車両を満喫できる岡山地区。
117系はそろそろ引退が近いようだ。
中間車に運転台を取り付けた車両だ。
東南アジアで走っているような風格に見える。
381系のやくもには雪が薄っすらと。
山陰地方は雪の様だ。
津山線には快速ことぶきが停車していた。
こちらはキハ47のノスタルジー仕様。
懐かしい色合い。
日光軌道線から岡山へと辿り着いた。
今は岡山城をイメージした黒色の塗装でKUROという名前で親しまれている。
車内はレトロ仕様だが変わりない床の木が何よりも素晴らしい。
中納言停留所は目印があるだけ。
乗客は歩道で待っていた。
天気は晴れだが曇り、
雨かと思えば雪が降る。
すぐに陽が出て青空が広がる。
夕方再び倉敷に戻る。
夜の倉敷美観地区は人っ気が無い。
お店は軒並み早く閉まり早くも一日が終わろうとしている。
本日の宿は倉敷アイビースクエアだ。
オシャレなホテルに泊まったことが無かったから緊張した。
一人だったら絶対に選んでいなかった。
サワラの藁焼き、美味しかった。
2022年1月22日
乗り合いタクシーがあるが何時に向かうかなんて分かるわけない。
駅前のタクシー乗り場からタクシーで城近くの駐車場まで行った。
ピオーネ交通と言う名前だ。可愛い。
駐車場から20分は歩いた。
十分な登山を終えて息の荒い自分を励ます。
悠々と猫城主は眠っていた。
どうしてポカポカ陽気と猫の昼寝は似合うのか。
ポカポカ陽気の穏やかな気持ちのままこの旅を終えよう。