滋賀の梅雨明け①
2021年7月14日
多賀大社へ続く参道の絵馬通りの朝は静か。
急斜面の太閤橋を登ります。
湖国の夏の風物詩の万灯祭は8月に行われます。
名物の糸切餅を食べて多賀大社を後にします。
琵琶湖線で長浜に来ました。
最上部から琵琶湖を眺めました。
琵琶湖の水平線はどこまでも続きます。
長浜駅の近く、長浜鉄道スクエアに来ました。
長浜鉄道スクエアの建物は現存する日本最古の鉄道駅舎です。
米原の地を走ったD51 793が金沢の地を経て帰郷しました。
ED70は日本初の量産型交流用電気機関車で
その1号機が展示されています。
旅の起点の彦根駅に戻ってきました。
青空が見えてきた空の下
彦根城に着きました。
破風の美しさに魅了されました。
車内の古き座席で一休み。
唸るモーター音で眠りにつく。
続く。
灰色鹿児島
2021年5月28日
初めての鹿児島で
二回目の九州
初めて九州を訪れたのは長崎県だった。
さて、JALのどこかにマイルを使ったため
東京から無料で鹿児島まで行くことができる。
事前に掛かる費用はホテル代の3000円だけだった。
4月5月と人間関係うまくいかずに面倒な日々
気を紛らわすために旅に出たのであった。
JL643は定刻通りに羽田を飛び立つ。
今日も曇り。
空港から鹿児島中央の駅前まではバスで1300円かかった。
朝ご飯はカンパチ丼だ。
JR九州の特急は個性が溢れていて魅力的だ。
指宿のたまて箱も見ることができた。
欲を言えば乗りたかった。
ディーゼルの音は健在だ。
36ぷらす3という九州を巡る列車に出会う。
面白い企画だ。
JR九州は日々進化する。
旅の原点の路面電車の旅。
どちらも鹿児島市のシンボルだ。
鹿児島市電は事前に申し込めば車庫の見学ができる。
秘密基地が暴かれる。
お休み中。
金属音が響く。
芝生の上を走るからこそ散水電車と芝刈り電車が必要になる。
何でも教えてくれて撮らせてくれる鹿児島市電に感謝です。
夜の鹿児島
観覧車のネオン
静かな街に路面電車。
薩摩は歴史の偉人が多い。
銅像は市内でたくさん見た。
2021年5月29日
朝の駅前
帰りの飛行機は早く
JL642で羽田へ帰るのであった。
沖縄で春と夏を先取り
2021年2月15日
朝7時35分、JL903に乗り那覇空港へ旅立つ。
離陸後大きく右へ旋回。
久しぶりの飛行機だ。
少々緊張しながら遠ざかる羽田空港を見つめる。
那覇空港は10時35分着の予定。
修学旅行以来の沖縄に再び。
空港で早速ご飯だ。
てびちそばでお腹が最速で満たされた。
他の国や地域では見ない沖縄ならではの風景だ。
熱帯、亜熱帯で見ることができるクワズイモは雨傘になりそうだ。
次の中城城跡も世界遺産に登録されている。
石垣も美しいがこの地形もまた美しい。
どんな城があったのだろうか。
創り出された美しさ。
本日の宿は海辺の宿。
日も暮れて沖縄の一日が終わろうとしている。
沖縄はステーキが有名で人気だ。
スペアリブは絶品だった。
2021年2月16日
早朝に宿を出た。
路線バスで北谷から那覇市内に向かう。
朝から食べる沖縄そばですっきりした一日がはじまりそうだ。
朝の与儀公園でD51に出会った。
このD51 222は九州で活躍していた。
高くそびえるヤシの木。
南国の花が好き。
寒緋桜は綺麗なピンク色。
ゆいレールとシーサーの対面を見届ける。
福州園に来た。
那覇市市制70周年を記念して作られたそうだ。
ガジュマルの木って落ち着く気分になれる。
那覇市内でも綺麗な海。
大切にしたいね。
青空の下の海の傍に波上宮がある。
狛犬ではなくシーサーがいた。
帰りの時間。
ブルーシールアイスを食べて待つ。
JL914で沖縄を離れる。
今年も春を楽しみ、新緑を夏を迎えたい。
寒いです信州松本へ
2021年2月4日
あずさ9号は11時39分に到着した。
ホームに一歩足を出した瞬間全身が冷えた。
市民芸術館の隣に神社があった。
深志神社は天神様と言われているそうだ。
横に伸びる柱に青色の模様があり印象的だ。
このまま松本城方面に向かって行くと
縄手通りに辿り着いた。
下町風の商店街が軒を連ねる。
縄手通りの入り口近くに神道さんと呼ばれている四柱神社がある。
天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神を祀るため四柱だ。
ここから大名通りという大通りを通ると松本城に着く。
ここが国宝松本城。
黒漆が渋く艶めく。
赤い橋に緑の堀の水と実に見事だ。
また城壁の黒と白のコントラストの対比に見とれてしまう。
国宝は日々丁寧に大切に保存されていることが分かった。
明治時代以降今日も市民の力があり現存している。
鎧は今にも動きそうだ。
さらに北にある旧開智学校も国宝だ。
校舎の中で探検する気分で歩き回る。
学校の歴史、学問の歴史、そして戦争について学ぶことができる。
お隣にある旧司祭館はアーリーアメリカン様式の西洋館で
ひっそりと静寂に佇む。
日本にいない時間が過ぎてゆく。
2021年2月5日
早朝の松本城の一面が輝く。
鯉は泳いでいるが表面は凍っている。
向かいのホームの特急しなのは長野駅を目指す。
帰りのあずさ18号に乗り松本を去る。
川崎大師とインドと中国
2021年1月29日
日本にいても世界を見つけたくなる。
厄除け大師として有名な川崎大師に来た。
献香所で煙を浴びて災厄に備える。
包容力と完全性を表す八角形は美しい。
川崎大師へと続く仲見世は活気がなく
とんとこ飴を切る包丁の音だけが響く。
薬師殿は自動車交通安全祈祷殿だ。
インド洋式の壮大な建築で異彩を放つ。
インド感をここで感じることができて感動した。
白色が綺麗で空もより綺麗に見えた。
川崎大師を離れ大師公園に来た。
公園の端に中華風の庭園を見つけた。
中国式自然山水庭園の瀋秀園だ。
瀋陽のすばらしい景色を集めた庭園が広がる。
この庭園は市民の憩いの場となっている。
日本、インド、中国を感じることができる川崎の小さな旅に
アジアの良さを見つけもっと日本の良さも見つけようと思った。
今日はここで旅を終えよう。
招かれて誘われて
2021年1月19日
旅にとって招かれざる寒さは今日も厳しく身体が冷えきった。
踏切はない。
空に張り巡らされた架線は路面電車の街のようだ。
松陰神社にやってきた。
松下村塾で吉田松陰は後の日本の偉人たちに大きな影響を与えた。
夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
今日も吉田松陰の思想は誰かの原動力になっている。
宮の坂駅に着いた。
静態保存されている江ノ電601号は今でも走りそうなくらい綺麗だ。
木から歴史を感じる。
重く動かすとガチガチと音を鳴らす。
江ノ電で活躍した後地元に戻ることができた。
ここで永遠の休憩だ。
勝運といったら世田谷八幡宮だ。
閑静な住宅街の一角に静寂なほどの落ち着きを見せる朱色。
狛犬もマスクを着用。
今日最後に訪れた場所は大谿山豪徳寺だ。
招き猫発祥の地で有名。
みんなお寺に来たのに猫に夢中だ。
手を上げるだけで小判は持たない。
招き入れてくれてありがとう。
境内に一匹の猫がいた。
人に懐いていて可愛い声で鳴いていた。
三重塔のある景色は良き。
日が暮れてきた。
今日の始まりの地三軒茶屋駅に戻り今日の旅を終えよう。
2020年の旅のまとめ
この一年は予想外の一年間だった。
それでも変わらない自分がいたことに安心した。
マレーシア タイ(チェンマイ→バンコク)
これが最後の出国になるとは思わなかった。
まずはマレーシアのクアラルンプールから入り
チェンマイへ向かった。
これが最後のアジア一人旅になってしまうのか。
ロティチャナイとテタレの味が恋しい。
アジアの朝陽を浴びたい。
短すぎるマレーシアだった。
車内での出会いも忘れない。
フワランポーン駅は今どうなっているのだろうか。
旅の始まりの駅としてまた訪れたい。
東京都 東京市電
御茶ノ水駅の前に突如現れた石畳と線路。
都電の前、東京市電の線路だ。
楽器屋に行っていただけあって
この場所に隠れていたことに驚いた。
この後思わず都電に乗り
飛鳥山公園にいる古き車両を探しに行った。
奈良県明日香村
百人一首の旅をするならば、
まずはこの地に行くべきだと思った。
飛鳥の地に降り立った。
日本史の教科書をもう一度、そう思った一日だった。
島根県出雲市
出雲は言わずと知れた日本の中でも別格の地だ。
出雲大社は一度行くべき所だ。
神話を見ることができた。
国宝の松江城は凛々しくあった。
この光景はもう見たくない。
神奈川県鎌倉市
何十年と付き合いがある鎌倉に行った。
これは特別でもなくもはや日常の一コマだ。
気休めに鎌倉へ行こうよ。
小学生の頃は日本史の中でも鎌倉時代が好きだった。
次はいつ鎌倉へ行こうか。
四国一周
長編となった四国一周物語は愛媛県以外初上陸となった。
改めて鉄道の旅は人生であり旅の原点であると再確認できた。
四国は食で満たされすぎた。
南風は最初に覚えた列車名だ。
20年以上の時を超え乗ることができた。
撮影スポットを教えてくれたから撮れた構図だ。
宮城県 山形県
2020年の後半は東北旅だ。
深き緑、秋はもうすぐ。
何気ない一コマ。
秋田県秋田市
四人旅で東北へ。
幸せに思えた時間はあっという間に過ぎてゆく。
今思えば一瞬のできごと。
思い出たくさん作りたいね。
青森県 白神山地
旅に雨はつきものだがそれにしてもよく雨が降る人生だ。
気分も大荒れでも旅は続く。
安らぎの地に辿り着かない日もあるよね。
大雨、強風、高波、倒木、深浦駅から引き返し帰ったあの日。
青森県 深浦町
今年最後の旅は再び青森県へ。
人との繋がり関わりを考えさせられたこの一年。
個性は大切だと思った一年。
2021年も変わらない一年を過ごそうと思ってます。
続く。